犬や子どもがいたら、おしゃれは諦めが必要?
今月から我が家の一員になった子。まだまだやんちゃ盛りです。
こんにちは。favvy(フェイビー)です。
気づけばあっという間に8月も終わり、ほんの少しだけ、秋を感じる風が吹き始めた気がします。そうは言ってもまだまだ残暑が続く日々。皆さま、台風の影響は大丈夫でしたでしょうか。
さて、私ごとですが、この8月に人生の一大事が起きました。
ついに、我が家に赤ちゃんがやってきたのです……!人間ではなく子犬の。
私は小さな頃から犬が大好きで、分厚い犬種図鑑を親に買ってもらい、ひたすら犬の名前を覚えることもしていました(「ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア」のような長い犬種名を覚えられると嬉しくて、無駄に連呼してた)。でも、家がペット禁止の物件だったり、親の仕事や病気の都合があったりと、なかなか犬を迎えるチャンスがないまま、気がつけば社会人に。
社会人になったらなったで仕事は忙しく、外出や旅も頻繁にするので、犬との生活なんてとても想像できない状態でした。
そんなこんなで時は経ち、会社員を辞めてフリーランスになり、自宅も購入し、いつかわんちゃんと暮らせる時がくればいいなあと思いながら、生けるものを育てていく覚悟がつかないまま。やはり、可愛いという感情だけではなく、最後までしっかりお世話していかなければいけないので、犬にとってベストな環境を……と思うと、なかなか簡単に決断できなかったのです。
そんな中、今月の3連休の初日に何となく『Inside the mind of a dog(教えて?犬のココロ)』というNetflixのドキュメンタリーを観ました。暇つぶしに観てみようと軽い気持ちで再生ボタンを押しただけだったのに、あまりにも感動が押し寄せてきて、「犬と過ごす人生を過ごしたい!」という、心の奥に閉まっていた気持ちが溢れ出てしまったのです。その次の日にはブリーダー見学を申し込み、このドキュメンタリーを観てからわずか2日で、運命のわんこに出会ってしまったというわけです(いつかは保護犬も迎えたい)。
そして今は、パピーのお世話に翻弄されている日々です。本当に、赤ちゃんそのもの。毎日目が離せませんが、とっても可愛いです。とにかく健康に育ってほしい。それだけ。
すいません。前置きが長くなってしまいましたが、今回は「動物や人間の赤ちゃんがいると、インテリアやおしゃれなどの楽しみは半減してしまうのか?生活に制限がかかってしまうのか?」ということについて、ゆるく考えていきたいと思います。
犬が家の中にいると、家具を噛むかもしれないし、ソファに粗相をするかもしれない。また、誤飲を防ぐために、細かいものを床に置かないなど、家の中で気を使わなければいけない点がたくさんあります。これは人間の赤ちゃんでも同じです。そうなると、インテリアなどの美的な観点は、どうしても後回しになってしまいがちだと思います。
犬はパートナーなのかペットなのか?
ところで、フランスのパリに行くと、毎度驚かされることがあります。それは、犬がほぼどこにでも入れるということ。高級デパートやおしゃれなレストランの中で、優雅に過ごしているわんちゃんをたくさん見かけます。
世界最古のデパートとも言われる、パリのル・ボン・マルシェ。高級ブランドショップが立ち並ぶ、品の良い店内の中で、優雅に歩き回る大型犬にびっくり。
こちらは、オペラガルニエ(オペラ座)の中にあるおしゃれなレストラン。こんな素敵な場所にもわんこがいました。
もちろん全てでは無いですが、ヨーロッパの一部の国では、公共交通機関やホテル、そしてレストランなどで、犬同伴OKの場所が多いように感じます。
海外のインテリア事例でも、とても素敵な内装の家で、わんちゃんが自由に動き回っている光景をよく目にします。
日本では残念ながら、まだまだわんちゃんと楽しめるエリアは限られているなあという印象。
犬に関わる環境の差。これにはさまざまな要因があると思いますが、私の肌感覚では、以下の3つの文化的な違いがあるのかなと感じます。