旅の罪悪感から気づいた、本当に素敵な生活

今回は、旅をする中で感じた「小さな罪悪感」から、日々の生活にとって大事なことを考えてみました。
favvy 2023.07.21
読者限定
ポルトガル旅行で訪れたコスタ・ノヴァという海辺の街。いかにもインスタ映えを狙ったような街並みですが、実は100年以上前からの歴史が。この地域は霧が発生しやすいため、漁に出た漁師たちが船の上から自分の家を見つけられるようにと、家を目立たせる風習が生まれたそうです。

ポルトガル旅行で訪れたコスタ・ノヴァという海辺の街。いかにもインスタ映えを狙ったような街並みですが、実は100年以上前からの歴史が。この地域は霧が発生しやすいため、漁に出た漁師たちが船の上から自分の家を見つけられるようにと、家を目立たせる風習が生まれたそうです。

私のTwitterやInstagramを見てくださっている方は薄々お気付きかもしれませんが、私、旅が好きなんです(それがどうした)。と言っても、月の半分以上は旅しているとか、旅ブログを書いて収入にしているとか、そこまでではありません。むしろ回数というより、自分の人生の中で、旅という存在に重きを置いているという感じです。

けれど、毎回旅をするごとに、自分の中で小さな罪悪感を感じることがあります。この罪悪感の正体は、「時間軸」の感覚の違いから生まれるものでした。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4235文字あります。
  • 50年代の車に喜ぶ私と、90年代の車に集まる子どもたち
  • 観光客と生活者の大きな違いは時間軸
  • 観光する日本人ではなく、される日本人
  • 本当に求めたいのは、長く過ごせる環境

すでに登録された方はこちら

読者限定
文化的な生活を送るためには何が必要か?
読者限定
センスを磨くための、脳疲労対策。
読者限定
体験格差時代
読者限定
印象に残らない美しさ
読者限定
これから必須になりそうな「そうだけど、何か?」精神
誰でも
この人センスあるな…と感じる瞬間。
読者限定
ピンチから復活した街づくりの裏側とは?
読者限定
世界トップクラスのインテリアデザイナーの仕事術